AIの答えは、なめらかでも正しいとは限りません。
この記事で得られる視点
いま何を扱うか
この記事では、AIが間違える場面を、怖がるためではなく使い方を整えるために見ます。
扱うのは次の3つです。
- 学習した材料の影響
- 目的が曖昧なときのずれ
- 確認が必要な場面
学習した材料に引っぱられる
そのため、見た例が古かったり偏っていたりすると、答えもその影響を受けます。
また、知らないことでもそれらしく続けようとすることがあります。
人間のように「これは知らない」と必ず止まるわけではありません。
目的が曖昧だと、ずれた答えになりやすい
AIに頼むとき、目的が曖昧だと、もっともらしいけれど使いにくい答えが出ることがあります。
誰向けなのか、どこまで正確さが必要なのか、何に使うのか。
こうした前提が足りないと、AIは平均的に見える答えへ寄せます。
間違いというより、使う側の狙いと合っていないずれが起きるわけです。
確認が必要な場面を分ける
AIの答えは、下書き、整理、候補出しには役立ちます。
一方で、法律、医療、お金、安全、移ろいやすい情報、他人に影響する判断では確認が必要です。
数字、固有名詞、日付、出典もそのまま信じず、別の方法で確かめるべきです。
AIを使う力には、答えを作らせる力だけでなく、答えの扱い方も含まれます。
つまずきやすいところ
- なめらかな文章を、正確さの証拠だと思ってしまう
- AIが自信ありげに答えたら、根拠も確認済みだと思ってしまう
- 目的を伝えずに、期待どおりの答えが出ると思ってしまう