クラウドサービスを使うとは、遠くの機械を使える形で借りることです。

この記事で得られる視点

  • サービス を、機能を使える形にした入口として見る
  • クラウド で保存場所や計算を借りていること
  • アカウントが自分の場所を見分ける手がかりになること

いま何を扱うか

この記事では、クラウドサービスを「便利なアプリ」ではなく、何を借りているのかで見ます。

扱うのは次の3つです。

  • 保存場所を借りること
  • 計算や処理を借りること
  • アカウントで自分の領域を見分けること

保存場所を借りる

クラウドサービスでは、手元の端末ではなく、遠くの サーバー 側にデータを置くことがあります。

写真、文書、設定、メッセージなどが、ネット越しに保存されます。

このとき使っているのは、遠くにある ストレージ です。

手元の端末を変えても同じデータを見られるのは、保存場所が端末だけに閉じていないからです。

処理や機能も借りる

クラウドで借りるのは保存場所だけではありません。

検索、変換、共有、通知、AIの処理など、サーバー側の計算を使うこともあります。

外から使える形に整えられた入口が サービス です。

ユーザーは裏側のサーバーを直接操作せず、アプリやブラウザを通じて機能を使います。

アカウントは、自分の場所を見分ける札

同じサービスを多くの人が使うためには、誰のデータかを見分ける必要があります。

そこでアカウントが使われます。

ログインすると、サービス側は「この人にはこのデータを見せる」と判断できます。

便利な一方で、アカウントを失うとクラウド上のデータへ入りにくくなることもあります。

つまずきやすいところ

  • クラウドサービスを手元のアプリだけで完結していると思ってしまう
  • 保存場所と処理の場所を意識せず、どこにデータがあるか分からなくなる
  • アカウントを単なる名前だと思ってしまうが、データへの入口でもある